2026年7月18日 (土)
TypeScript 7.0で実測12倍、アルパカ700億円超でユニコーン化、ニューホライズンズが95億km彼方で覚醒。
見出し一覧
- 01サイバーエージェント・DMM・ちゅらデータが琉球大工学部で3社合同キャリアセミナー — 28卒対象、学生70名以上、Git&AIチャットのハンズオンを実施
- 02TypeScript 7.0が実測12倍高速化、メモリ使用量は約半分に — @ITが互換性・移行時の注意点を検証、JavaScript実装からGoで書き直し
- 03日本発の証券インフラ「アルパカ」、シリーズD以降で追加4億3,500万ドル(700億円超)を調達 — 企業評価11.5億ドルでユニコーン化
- 04翔泳社、CodeZineをリニューアルし新メディア「DeveloperZine」を新設 — 3媒体で「どうつくるか」「どう決めるか」「何をつくるか」を横断
- 05転職ドラフト調査、事前に企業とエンジニア組織を知っていた層のスカウト承諾率は40.9%と未認知層28.5%の約1.5倍 — 有効回答1万674件
- 06「バイアスを前提に設計する」 — 生成AI時代の意思決定を歪める10種類の認知バイアスと、失敗事例検証・反対意見・小規模試験で抗う設計論
- 07冥王星フライバイの「ニューホライズンズ」、地球から95億km彼方で過去最長の眠りから目覚める — カイパーベルト観測へ活動再開
IT就活ニュース 5件
サイバーエージェント・DMM・ちゅらデータが琉球大工学部で3社合同キャリアセミナー — 28卒対象、学生70名以上、Git&AIチャットのハンズオンを実施
株式会社サポーターズは2026年7月16日、サイバーエージェント・DMM.com・ちゅらデータの3社が参画する合同キャリアセミナーを、琉球大学工学部で5月17日に開催したと発表した。対象は2028年卒業予定のエンジニア職志望学生で、大学1年から大学院生まで70名以上が参加。企業紹介と座談会に加え、「Git&GitHubを用いたバージョン管理」と「AIチャットサービス開発」の2テーマで各60分のハンズオン勉強会を実施した。沖縄開催の3社合同としては3年連続で、地方在住のWeb系志望学生に東京メガベンチャーとの直接接点を提供する枠組みが定着している。
TypeScript 7.0が実測12倍高速化、メモリ使用量は約半分に — @ITが互換性・移行時の注意点を検証、JavaScript実装からGoで書き直し
@ITは2026年7月17日、Microsoftが7月8日に正式リリースしたTypeScript 7.0の実測レポートを公開した。従来のtsc(TypeScriptで書かれた実装)をGoに全面書き直し、フルビルドで従来比8〜12倍の高速化を達成、VSCode上でのエラー表示遅延も17.5秒から1.3秒以下に短縮するなど開発体験が大幅に改善した。マイクロソフト自身の測定でも「フルコンパイル約12倍、メモリ使用量は約半分」と報告。記事はtsc-goへの切り替えを想定したtsconfigフラグや、モジュール解決・エラー文言の互換性などWeb系フロントエンドが移行時に押さえるべき点を詳説している。
日本発の証券インフラ「アルパカ」、シリーズD以降で追加4億3,500万ドル(700億円超)を調達 — 企業評価11.5億ドルでユニコーン化
AlpacaDBは2026年7月17日、シリーズD以降のラウンドとして総額4億3,500万ドル(約700億円超)を調達したと発表した。内訳はエクイティ1億3,500万ドルとデット3億ドル。リード投資家はPeak XVで、Elefund、Opera Tech Ventures (BNPパリバ)、Unbound、Payward (Kraken)、BMOが参加した。今回の調達で企業評価額は11億5,000万ドルに達し、日本発のフィンテック・スタートアップとしてユニコーン化を果たした。用途はAIエージェント対応の証券インフラ「Alpaca Broker API」の開発加速と、日米以外を含むグローバル展開。
翔泳社、CodeZineをリニューアルし新メディア「DeveloperZine」を新設 — 3媒体で「どうつくるか」「どう決めるか」「何をつくるか」を横断
翔泳社は2026年7月15日、技術メディア「CodeZine」をリニューアルし、プロダクトづくりの実践知を扱う「ProductZine」をサブメディアとして統合、新たに「DeveloperZine」を新設して3メディア体制で運用すると発表した。3媒体を「どうつくるか(CodeZine)」「どう決めるか(DeveloperZine)」「何をつくるか(ProductZine)」の3つの問いに対応させる。AIの進化で技術実装のハードルが下がり、職種間の境界が溶けていく中、技術選定と意思決定の質が競争優位を分けるという編集判断が背景。同社主催のDevelopers Summit 2026 Summer(7/16-17)の開幕と同時のリニューアルで、エンジニア・PM双方に読み口を提供する。
転職ドラフト調査、事前に企業とエンジニア組織を知っていた層のスカウト承諾率は40.9%と未認知層28.5%の約1.5倍 — 有効回答1万674件
リブセンスは2026年7月16日、「転職ドラフト」を利用したITエンジニアのスカウト承諾率と事前認知の関係を調査したレポートを公開した。有効回答10,674件、調査期間は2026年2月12日〜6月18日。企業とエンジニア組織の両方を事前に知っていた層の指名承諾率は40.9%で、事前に知らなかった層28.5%の約1.5倍だった。会社のみ認知の層でも44.8%と高い。年収帯別では、ジュニア〜ミドル層は「開発環境の充実」、シニア層は「ミッションの意義」を重視する傾向が確認された。技術ブログや採用サイトへの継続投資が、応募数だけでなくスカウト承諾率にも直接効くという一次データ。
思考力を育てる 1件
AI時代こそ、自分の思考力を鍛えるニュース。技術ニュースだけ追っていても本質的な力はつきません。思考法・ビジネス書・心理学・認知科学からの洞察を取り上げます。
「バイアスを前提に設計する」 — 生成AI時代の意思決定を歪める10種類の認知バイアスと、失敗事例検証・反対意見・小規模試験で抗う設計論
株式会社サートプロ代表・近森満氏がnoteに2026年7月12日に公開した論考。DX推進や生成AI活用の現場で、確証バイアス、アンカリング効果、利用可能性ヒューリスティック、現状維持バイアス、標準化バイアス、サンクコスト効果、権威バイアス、ハロー効果、ラベリングバイアス、自動化バイアスの10種類が意思決定を静かに歪めていると指摘する。処方箋は「バイアスをなくす」のではなく「前提として設計する」こと。失敗事例の検証、複数データの突き合わせ、反対意見の意図的な取り入れ、小規模試験の組み合わせが有効とする。AIチャットの出力を無条件に正しいと信じる自動化バイアスへの言及は、コーディング支援AIを日常使いする世代にも当てはまる。
視野を広げる 1件
視野を広げるためのニュース。IT就活生は技術に偏りがちなので、ここではあえてIT以外の話題も入れています。
冥王星フライバイの「ニューホライズンズ」、地球から95億km彼方で過去最長の眠りから目覚める — カイパーベルト観測へ活動再開
CNN.co.jpは2026年7月17日、NASAの探査機ニューホライズンズが過去最長の休止状態から目覚めたと報じた。2025年8月7日に休止モードに入り、2026年6月23日に活動を再開。ニューホライズンズは2015年に人類初の冥王星フライバイを成功させ、その後もカイパーベルトの微惑星観測を続けており、現在は地球から約95億km離れた宇宙空間を飛行している。今回の再稼働で、凍った天体の自転速度・形状に関する観測データを地球へ送信する準備が整った。塵から惑星が形成される過程についての新たな知見をもたらす可能性があるという。