2026年9月21日 (月)
2027卒の8月末内々定率は<strong>85.6</strong>%、Devinが仮想macOSを提供開始、AnthropicのMCPは累計<strong>10</strong>億件を突破。
見出し一覧
- 01マイナビ「2027年卒 8月末」内々定率は85.6% — 前年比-2.0pt、活動継続率23.4%、就活を表す漢字1位は「苦」
- 02Cognition「Devin」が仮想macOSを提供開始 — 実機Mac不要でiOSシミュレータ実行やTestFlight配信まで自動化
- 03Anthropic MCP共同作者が来日、AGNTCon+MCPCon Japan 2026基調講演 — Claude経由のツール呼び出しが累計10億件、SDK月5億DL
- 04「Envoy AI Gateway」がLinux Foundation傘下で「Agent Router」に改称 — 17のLLM APIを1つに集約、Bloombergなど11社が本番採用
- 05Android、パスワードマネージャ間でパスキーを転送可能に — Googleパスワードマネージャ・1Password・Bitwarden・Dashlaneが対応
- 06AIに追い立てられるマネジャーに必要な視点 — 「何をするか」から「どこへ向かうか」への転換をHBRが提言
- 07JAXAと東京大など、小天体サンプルリターン計画の3候補を発表 — 「ネレウス」など3天体、2030年代前半打ち上げ目指す
- 08「第一回 前橋国際芸術祭 2026」開幕、70組が集結 — アーツ前橋・白井屋ホテルなど市街地20か所以上に作品、12月20日まで
IT就活ニュース 5件
マイナビ「2027年卒 8月末」内々定率は85.6% — 前年比-2.0pt、活動継続率23.4%、就活を表す漢字1位は「苦」
マイナビは2026年9月14日、「2027年卒 大学生キャリア意向調査8月<就職活動・進路決定>」を発表した。8月末時点の内々定保有率は85.6%で、前月から1.9ポイント上昇したが、前年同月比では2.0ポイントの減少となった。文系は83.5%(前年比-3.1pt)、理系は88.9%(前年比-0.2pt)と差が開いた。就職活動を続けている学生の割合は23.4%(前年比+1.6pt)で、活動長期化がうかがえる。就活を表す漢字は「苦」「耐」「迷」がトップ3を占めた。調査は8月25〜31日、大学・大学院生1,557名に実施。
Cognition「Devin」が仮想macOSを提供開始 — 実機Mac不要でiOSシミュレータ実行やTestFlight配信まで自動化
Publickeyは2026年9月17日、Cognition AIの自律型コーディングエージェント「Devin」が仮想環境内でmacOSの提供を開始したと伝えた。ユーザーは実機のMacを用意せずに、Devinにコード生成、テスト・デバッグ、実行、iOSシミュレータでのテストプレイ、TestFlightによるベータ配信までを任せられる。これまでDevinは仮想環境としてUbuntu LinuxとWindowsを提供しており、macOSの追加でモバイル・デスクトップの3プラットフォームが揃った。Cognition AIは実際にDevin上でmacOSを立ち上げ、iOSアプリを開発してTestFlightにアップロードするデモ動画も公開している。
Anthropic MCP共同作者が来日、AGNTCon+MCPCon Japan 2026基調講演 — Claude経由のツール呼び出しが累計10億件、SDK月5億DL
Linux Foundation主催のカンファレンス「AGNTCon+MCPCon Japan 2026」が2026年9月10日に東京・渋谷で開催され、AnthropicでMCP(Model Context Protocol)の共同作者を務めるDavid Soria Parra氏が基調講演に登壇した。Parra氏は「AIモデルが十分に長いタスクをこなせるようになった」ことでエージェント型システムが実用化に入ったと解説し、Claude経由のMCPツール呼び出しが累計約10億件、MCP SDKのダウンロードが月間5億件を超えた実績を紹介。今後12カ月の注力領域として、「MCP Tasks」による長期処理対応、「Skills over MCP」でのセマンティクス拡張、認可・アイデンティティ管理の強化を挙げた。
「Envoy AI Gateway」がLinux Foundation傘下で「Agent Router」に改称 — 17のLLM APIを1つに集約、Bloombergなど11社が本番採用
Publickeyが2026年9月15日に伝えたところによると、「Envoy AI Gateway」がLinux Foundation傘下のAgentic AI Foundation(AAIF)に加わり、「Agent Router」へ改称した。OpenAI互換の統一APIとMCPツール向けの単一ルーターを提供し、OpenAI/Anthropic/Amazon Bedrock/Google Gemini/Vertex AI/Azure OpenAI/xAI Grok/Groq/Mistral/Cohere/DeepSeek/Together AI/DeepInfra/Hunyuan/Tencent LLM/SambaNovaに加えセルフホストを含む計17のバックエンドに対応する。バージョン1.1で本番運用可能となり、Bloomberg、Tetrate、Tencent Cloud、Nutanixなど11社が公開採用企業として名を連ねる。
Android、パスワードマネージャ間でパスキーを転送可能に — Googleパスワードマネージャ・1Password・Bitwarden・Dashlaneが対応
Publickeyは2026年9月17日、Androidでパスワードマネージャ間の安全なパスワード・パスキー転送機能が動き出したと伝えた。ユーザーが新しいパスワードマネージャを開くと、数クリックで既存のマネージャから登録済みパスワードとパスキーを受け渡せる仕組みで、切り替えの手間が大きく減る。対応するのはGoogleパスワードマネージャ、1Password、Bitwarden、Dashlaneで、Googleは今後も対応先を拡大していくとしている。パスキーはFIDOアライアンスが標準化した鍵ペアベースの認証方式で、フィッシング耐性の高さから業界での採用が進んでいる。
思考力を育てる 1件
AI時代こそ、自分の思考力を鍛えるニュース。技術ニュースだけ追っていても本質的な力はつきません。
AIに追い立てられるマネジャーに必要な視点 — 「何をするか」から「どこへ向かうか」への転換をHBRが提言
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー2026年9月19日公開の記事で、リズ・フォスリエンとモリー・ウェスト・ダフィーは、AIによって業務スピードが跳ね上がった結果、マネジャーが「30分おきに確認が必要」というレビュー作業のボトルネックと化していると指摘する。アトラシアンの調査では、リーダーの89%がAIによる業務の加速を実感し、知識労働者の87%はチーム連携に割く時間が足りていないと答えた。著者らは、管理者は具体的なタスク管理から離れ、目指す方向性を明確に示す「戦略的ガイド」へと役割を移す必要があるとし、数値指標を軸にした説明責任の設計を提案する。個別のタスク処理をAIに任せられる時代に、自分自身の仕事の意義をどこに置き直すかを問い直す論考である。
視野を広げる 2件
視野を広げるためのニュース。IT就活生は技術に偏りがちなので、ここではあえてIT以外の話題も入れています。
JAXAと東京大など、小天体サンプルリターン計画の3候補を発表 — 「ネレウス」など3天体、2030年代前半打ち上げ目指す
JAXAや東京大学などで構成するワーキンググループは2026年9月16日、新潟市で開催中の日本惑星科学会秋季講演会で、小天体から試料を持ち帰る新しい探査計画の概要を発表した。目的地の候補は、直径約330メートルの小惑星「ネレウス」、中心部直径約320メートルの「ブランペイン彗星」、直径0.8〜1.9キロの小惑星「2001SK162」の3天体。探査機は宇宙を航行する親機と、小天体に降下して試料を採取する小型着陸機で構成し、「はやぶさ」「はやぶさ2」や火星衛星探査計画「MMX」の技術を発展させる。2030年代前半の打ち上げを目指しており、地球帰還までは5〜13年を見込む。
「第一回 前橋国際芸術祭 2026」開幕、70組が集結 — アーツ前橋・白井屋ホテルなど市街地20か所以上に作品、12月20日まで
第一回「前橋国際芸術祭 2026」が2026年9月19日、群馬県前橋市の中心市街地で開幕した。会期は12月20日までの80日間で、テーマは「めぶく。Where good things grow.」。マルタン・マルジェラ、蜷川実花、渋谷慶一郎、川俣正、和田彩花、最果タヒら国内外の70組のアーティストが、市立現代美術館「アーツ前橋」、藤本壮介設計の「白井屋ホテル」、平田晃久設計の「まえばしガレリア」など20か所以上の会場で作品を披露する。現代アートに加えて建築・音楽・詩・演劇・食まで扱い、地元のクリエイターと連携する20以上のプログラムも走る。