2026年10月7日 (水)
MicrosoftがVS Codeに「HydraFusion」実装、noteが<strong>3</strong>Q営業益<strong>6.7</strong>倍、SupabaseがSQLiteの「Turso」買収。
見出し一覧
- 01マイクロソフト、VS Code <strong>1.140</strong>にAIモデルのオーケストレーション「HydraFusion」をプレビュー実装 — Single/Cascade/Critiqueの<strong>3</strong>種類の実行パターンで高品質と低コストを両立
- 02Supabase、SQLiteフォーク「libSQL」の「Turso」を買収 — <strong>1</strong>サーバで数百万個のDBをホスト、AIエージェント向けDB需要に照準
- 03note、<strong>3</strong>Q累計営業利益<strong>8.49</strong>億円で前年同期の<strong>6.7</strong>倍 — 従業員<strong>10</strong>人減らしつつ売上<strong>33.2</strong>%増、人件費率は<strong>30.1</strong>→<strong>19.9</strong>%
- 04Google、Constellationと<strong>20</strong>年の原子力電力購入契約 — <strong>890</strong>MWをPJM送電網に新規追加、Constellation側投資は<strong>43</strong>億ドル超
- 05ガートナー、FDEで開発されたAIエージェントの<strong>7</strong>割は<strong>2028</strong>年までに企業から放棄されると予測 — 顧客ニーズをコア製品に取り込めるベンダーは<strong>20</strong>%未満
- 06DHBR「リーダーが『やらないこと』を決めるための<strong>3</strong>つの問い」 — 緊急タスクに追われる忙しさは時間管理ではなく、何もかもが重要に見える環境でのトレードオフ決定の問題
- 07<strong>2026</strong>年ノーベル物理学賞、米ウィスコンシン大のフランシス・ハルツェン氏(<strong>82</strong>) — 南極氷床深<strong>1,450</strong>〜<strong>2,450</strong>mに検出器<strong>5,160</strong>個を埋める「アイスキューブ」で高エネルギー宇宙ニュートリノを観測
- 08京都国立博物館で特別展「源氏物語 王朝のかがやき」が<strong>51</strong>年ぶりに開幕 — <strong>10</strong>月<strong>6</strong>日〜<strong>11</strong>月<strong>29</strong>日、国宝<strong>6</strong>件・重文<strong>28</strong>件を含む<strong>144</strong>件を展示
IT就活ニュース 5件
マイクロソフト、VS Code <strong>1.140</strong>にAIモデルのオーケストレーション「HydraFusion」をプレビュー実装 — Single/Cascade/Critiqueの<strong>3</strong>種類の実行パターンで高品質と低コストを両立
Microsoftは2026年10月7日、VS Code 1.140(9月30日リリース)に実装されたAIモデルのオーケストレーション機能「HydraFusion」をリサーチプレビューとして提供開始したと発表した。複数のAIモデルを組み合わせることで、単一モデル利用に比べて品質とコスト効率を両立する。実行パターンは「Single(単一モデルで解決)」「Cascade(効率的なモデルが提案し、品質確認モデルが検証)」「Critique(1つのモデルがドラフト作成、別モデルが独立レビュー)」の3種類を切り替えられる。GitHub Copilot Pro / Pro+ / Business / Enterpriseプラン利用者が対象で、タスクの性質に応じて最適なモデル配分を自動化する試み。
Supabase、SQLiteフォーク「libSQL」の「Turso」を買収 — <strong>1</strong>サーバで数百万個のDBをホスト、AIエージェント向けDB需要に照準
Supabaseは2026年10月5日、SQLiteのフォーク版「libSQL」をベースにしたデータベースサービス「Turso Cloud」を提供するTurso社の買収を発表した。買収金額は非開示。Tursoは1台のサーバで数百万個のデータベースをホストでき、MVCCによる並列書き込みやベクトルサーチにも対応する。背景にあるのはAIエージェントの普及で、プロトタイプ・ダッシュボード・分析用途に大量のDBを立ち上げるようになったことから、初期段階では小規模・低コストで高速なSQLite系の需要が急伸している。SupabaseはPostgresを主軸にしつつ、エッジ寄りのDBレイヤを取りに来る形の買収。
note、<strong>3</strong>Q累計営業利益<strong>8.49</strong>億円で前年同期の<strong>6.7</strong>倍 — 従業員<strong>10</strong>人減らしつつ売上<strong>33.2</strong>%増、人件費率は<strong>30.1</strong>→<strong>19.9</strong>%
noteは2026年10月6日、2026年11月期3Q累計(2025年12月〜2026年8月)の決算を発表した。売上高は前年同期比33.2%増の40.58億円、営業利益は567%増の8.49億円で、前年同期の6.7倍となった。従業員数は161人から151人へ10人減らしつつ、売上高人件費率は30.1%から19.9%へ約3割改善。「AIを全社で積極的に活用しながら、必要ポジションに限り厳選して採用」する方針を明示している。新設のAI関連事業はコンテンツDB構築の国家調査事業で2.5億円の売上を計上。
Google、Constellationと<strong>20</strong>年の原子力電力購入契約 — <strong>890</strong>MWをPJM送電網に新規追加、Constellation側投資は<strong>43</strong>億ドル超
Googleは2026年10月7日、米電力大手Constellation Energyと20年間の電力購入契約(PPA)を結んだと発表した。契約により新たな発電容量890MWをPJM送電網に追加する。Constellation側は投資額43億ドル超で、イリノイ・ペンシルベニア・ニュージャージーの6カ所の原発にある11基の原子炉で出力増強(アップレート)を実施予定。既存約4,400人の雇用を維持しつつ、建設期間中に約7,200人の雇用を創出する見込み。Googleが米電力網にもたらす原子力の新規容量は累計1.5GWを超え、米エネルギー省が掲げる2030年までの5GW拡大目標の約25%に相当。AI需要がデータセンター電源の調達戦略を変えつつある典型例。
ガートナー、FDEで開発されたAIエージェントの<strong>7</strong>割は<strong>2028</strong>年までに企業から放棄されると予測 — 顧客ニーズをコア製品に取り込めるベンダーは<strong>20</strong>%未満
ガートナーは2026年10月7日公表の最新予測で、ベンダーのFDE(フォワードデプロイドエンジニアリング)によって開発されたAIエージェントの70%が、2028年までに企業ユーザーから放棄されるとの見通しを示した。継続的な顧客ニーズを自社のコア製品に反映できるベンダーは全体の20%未満にとどまる試算。FDEは本来「ベンダーのエンジニアが顧客現場に入り、深い製品知識と密な統合で共同開発する」モデルだが、実態としては「フォワードデプロイド」の呼称が単なる実装・コンサルティング販売のラベルとして流用される「FDE洗浄」の広がりを警戒している。
思考力を育てる 1件
AI時代こそ、自分の思考力を鍛えるニュース。技術ニュースだけ追っていても本質的な力はつきません。
DHBR「リーダーが『やらないこと』を決めるための<strong>3</strong>つの問い」 — 緊急タスクに追われる忙しさは時間管理ではなく、何もかもが重要に見える環境でのトレードオフ決定の問題
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューに2026年10月6日、カレン・ウォーカーの論考「リーダーが『やらないこと』を決めるための3つの問い」(池村千秋訳)が公開された。経験豊富なリーダーですら「空気に充満する切迫感」で本来優先すべき業務から外れていくと指摘し、問題の本質は時間管理ではなく「何もかもが重要に思える環境でのトレードオフ決定」にあると主張する。ワークショップ参加者からは「緊急課題に追われ」「部下育成に手が回らない」といった声が共有されたという。質の高い意思決定を下すための「3つのテスト」を提示する内容で、24時間が誰にも平等だからこそ「やる仕事」の選別が成果を決めるという前提の立て直しが骨子。
視野を広げる 2件
視野を広げるためのニュース。IT就活生は技術に偏りがちなので、ここではあえてIT以外の話題も入れています。
<strong>2026</strong>年ノーベル物理学賞、米ウィスコンシン大のフランシス・ハルツェン氏(<strong>82</strong>) — 南極氷床深<strong>1,450</strong>〜<strong>2,450</strong>mに検出器<strong>5,160</strong>個を埋める「アイスキューブ」で高エネルギー宇宙ニュートリノを観測
スウェーデン王立科学アカデミーは2026年10月6日、同年のノーベル物理学賞を米ウィスコンシン大学マディソン校のフランシス・ハルツェン教授(82)に授与すると発表した。授賞理由は「アイスキューブ・ニュートリノ観測所への決定的な貢献と、天体起源の超高エネルギーニュートリノの発見」。南極の氷床深度1,450〜2,450mに5,160個の光検出器を埋め込み、氷1km³そのものを巨大な検出器に見立てる手法を1988年に提唱、2011年に本格観測を開始した。2013年に太陽系外からの高エネルギーニュートリノを初検出、2017年には発生源を特定した。日本からは千葉大学ハドロン宇宙国際研究センターが唯一参加している。賞金は1,200万スウェーデン・クローナ(約1.9億円)。
京都国立博物館で特別展「源氏物語 王朝のかがやき」が<strong>51</strong>年ぶりに開幕 — <strong>10</strong>月<strong>6</strong>日〜<strong>11</strong>月<strong>29</strong>日、国宝<strong>6</strong>件・重文<strong>28</strong>件を含む<strong>144</strong>件を展示
京都国立博物館で2026年10月6日、特別展「源氏物語 王朝のかがやき」が開幕した(11月29日まで)。京都での大規模な源氏物語展は51年ぶり。全144件のうち国宝6件・重要文化財28件、京都のみ独占展示が55件。国宝「源氏物語絵巻」は場面を2週間ごとに替えて全会期出品し、藤原定家の写本「定家本」は現存5帖すべてが並ぶ。米国ハーバード美術館蔵の土佐光信筆「源氏物語画帖」も里帰り展示。2027年1月19日〜3月14日に東京国立博物館へ巡回し、両館合計257件の「決定版」。写本・工芸・能・浮世絵と千年にわたる「源氏」の影響を網羅する。