2026年5月13日 (水)
DeNA 2027年度新卒2コース制初任給600万/700万を公表し、Vite 8.0のRolldownが最大30倍高速化を達成。
見出し一覧
- 01DeNA、2027年度新卒採用を「AIジェネラリスト」「AIスペシャリスト」2コース制へ刷新 — 初任給600万円〜/700万円〜
- 02サイバーエージェント、2027年度エンジニアコース採用公開 — AIエージェント4億円投資が採用基準を刷新
- 03Vite 8.0 リリース — Rolldown/Oxcを統合し最大30倍高速、esbuild二重構成を解消
- 04トグルホールディングス、シリーズB 2ndクローズで33.4億円調達 — 不動産×建築×金融をAI SaaSで統合
- 05Forkwell分析 — 30歳ITエンジニアで転職4回超は転職なし組より158万円高、AI時代に拡大する市場価値の格差
- 06「人間の認知バイアス・限定合理性とAIの共進化」— AI補助が組織の確証バイアスを増幅するパラドックス
- 07AIが変えたコンサル生存競争 — 「その目標は本当に正しいか」を問い続ける力が、分析AIより生き残る理由
- 08名古屋大学、日本近海で単細胞・多細胞を切り替える酵母を発見 — 多細胞化進化の「中間段階」を確認
- 09大相撲 令和8年五月場所 — 横綱・大の里が初日休場、一人横綱・豊昇龍が敗れる波乱の初日
IT就活ニュース 5件
DeNA、2027年度新卒採用を「AIジェネラリスト」「AIスペシャリスト」2コース制へ刷新 — 初任給600万円〜/700万円〜
DeNAは2026年4月、2027年度新卒エンジニア採用において「AIジェネラリストコース(初任給600万円〜)」と「AIスペシャリストコース(初任給700万円〜)」の2コース制を発表した。業界平均を大きく上回る水準で、AIネイティブエンジニアの育成を採用の重点戦略と位置づけている。選考は本選考直結型で、最終面接はVPoEが担当する。入社初日からAIプロダクト開発に携われる環境を訴求しており、2025年度の採用実績を踏まえた新体制での募集となる。
サイバーエージェント、2027年度エンジニアコース採用公開 — AIエージェント4億円投資が採用基準を刷新
サイバーエージェントは2027年度エンジニアコースの採用を開始した。2025年度からスタートしたAIエージェント開発への年4億円の戦略投資を背景に、採用要件をAIエージェント開発経験者・LLMファインチューニング実績保有者を重点対象とする方向にシフトしている。ABEMA・アメーバブログ・AIメッセンジャー等の大規模サービス開発に関わりながら、入社1年目からAI基盤開発に携われる環境を訴求している。AIエンジニアとしての実戦経験を早期に積みたい就活生にとって注目の募集となる。
Vite 8.0 リリース — Rolldown/Oxcを統合し最大30倍高速、esbuild二重構成を解消
フロントエンドビルドツールの標準となったViteがメジャーバージョン8.0をリリースした。最大の変更点はRustベースのバンドラ「Rolldown」とJavaScript/TypeScriptトランスパイラ「Oxc」の統合で、ベンチマークではesbuildを用いた従来構成比で最大30倍の高速化を達成した。devサーバー時とビルド時で異なるツールを使うesbuildの二重構成を解消し、一貫したRustベースのパイプラインに移行している。Node.js 20.19+/22.12+が必要で、公式の移行ガイドも公開されている。
トグルホールディングス、シリーズB 2ndクローズで33.4億円調達 — 不動産×建築×金融をAI SaaSで統合
不動産・建築・金融の3領域を統合するAI SaaSを提供するトグルホールディングスが、シリーズBの2ndクローズで33.4億円の資金調達を完了した。累計調達額は50億円超となる。「不動産事業ワンプラットフォーム」の実現に向け、建築コスト見積もりAI・収益シミュレーションAI・金融マッチングAIの機能拡充に投資する。垂直統合型SaaSとして複合領域の業務フローをAIで一気通貫させる戦略が評価された格好だ。スタートアップとして大きな市場に挑む好例といえる。
Forkwell分析 — 30歳ITエンジニアで転職4回超は転職なし組より158万円高、AI時代に拡大する市場価値の格差
エンジニア向け転職サービスForkwellが30歳時点のITエンジニア年収データを分析した結果、転職4回超の層は転職経験なしの層より平均158万円高いことが明らかになった。ただしAI活用スキルの有無で市場価値格差が急拡大しており、転職回数よりもAI実務経験があるかどうかが2026年の採用市場では重要な差別化要因になっているという。「スキル棚卸し×市場価値把握」の組み合わせが就活段階から重要になると指摘している。
思考力を育てる 2件
AI時代こそ、自分の思考力を鍛えるニュース。技術ニュースだけ追っていても本質的な力はつきません。思考法・ビジネス書・心理学・認知科学からの洞察を取り上げます。
「人間の認知バイアス・限定合理性とAIの共進化」— AI補助が組織の確証バイアスを増幅するパラドックス
日本心理学会誌掲載の論文は、AIが認知バイアスを軽減するどころか組織の「見たいものだけ見る」確証バイアスをむしろ増幅するパラドックスを指摘している。AIが提示した分析結果を人間が無批判に採用する傾向が組織内で強まると、意思決定の質が低下するリスクがある。AIが広まるほど人間側のメタ認知能力——自分の思考パターンへの気づき——が差別化要因になるという視点は、就活面接での「なぜそう考えたか」の説明力に直結する洞察だ。
AIが変えたコンサル生存競争 — 「その目標は本当に正しいか」を問い続ける力が、分析AIより生き残る理由
東洋経済オンラインの記事は、生成AIの普及でコンサルタントの「分析・資料作成」業務が代替され始めた現状を取り上げ、生き残る人材に共通するのは「その目標は本当に正しいか」と問い直せる批判的思考力だと論じる。AIは与えられた課題を効率的に解くが、課題設定そのものが間違っていれば正しい答えを出し続けるだけになる。就活生にとっても、企業の課題を表面的にではなく構造的に問い直せる力が、AI普及後のエンジニア・コンサルタントとしての市場価値を高めると指摘する。
視野を広げる 2件
視野を広げるためのニュース。IT就活生は技術に偏りがちなので、ここではあえてIT以外の話題も入れています。
名古屋大学、日本近海で単細胞・多細胞を切り替える酵母を発見 — 多細胞化進化の「中間段階」を確認
名古屋大学の研究グループは、日本近海の海水サンプルから単細胞状態と多細胞状態を環境条件に応じて切り替える新種の酵母を発見したと発表した。多細胞生物の進化過程における「中間段階」を現生生物で初めて確認した事例として注目される。生物が単細胞から多細胞へと進化した経緯は生命科学の大きな謎の一つで、この発見は細胞分化や細胞間協調の起源を理解する手がかりとなる可能性がある。「なぜ細胞は協力するのか」という問いはソフトウェア設計の分散システム論とも響き合う。
大相撲 令和8年五月場所 — 横綱・大の里が初日休場、一人横綱・豊昇龍が敗れる波乱の初日
大相撲令和8年五月場所(東京・両国国技館)が2026年5月10日に初日を迎えた。横綱・大の里が右膝の治療を理由に初日から休場を表明し、唯一の横綱として場所を背負う豊昇龍も初日に前頭上位に敗れる波乱となった。横綱勢が揃って存在感を示せない異例の幕開けで、大関陣の活躍が優勝争いの鍵を握る展開となりそうだ。毎日結果が積み重なる15日間の構造は、スプリントごとに成果を示すアジャイル開発に通じるものがある。