2026年6月8日 (月)
LINEヤフーがAIエージェント「Agent i」開発加速へ若手・第二新卒エンジニア採用を強化・PostgreSQL 19 Beta 1が外部キー付きINSERTを最大2倍に・サグラダ・ファミリアのイエスの塔172mが6月10日に完成披露へ。
見出し一覧
- 01LINEヤフー、AIエージェント「Agent i」開発加速へ若手エンジニア採用を強化 — 第二新卒は同社初、給与上限なし
- 02PostgreSQL 19 Beta 1公開 — 新コマンドREPACKとAutovacuum並列化、外部キー付きINSERTが最大2倍高速
- 03Redis 8.6.4が緊急(HIGH)リリース — Use-After-Free脆弱性とクラスタクラッシュを修正
- 04エー・スター・クォンタム、シリーズB Extensionで約9億円調達 — 量子AIクラウド「AQCloud」を強化
- 05SRE NEXT 2026、7月10-11日に東京・TOC有明で開催 — テーマは「Inclusive SRE」、オンライン配信も
- 06DHBR「生成AIで創造性が伸びる人・伸びない人を分けるのはメタ認知能力」
- 07深海の巨大グソクムシ、数年の絶食に耐える仕組みを解明 — 胃が体の3分の2を占める「貯蔵庫」
- 08サグラダ・ファミリア「イエスの塔」172mが完成披露へ — ガウディ没後100年の6月10日、教皇ミサ
IT就活ニュース 5件
LINEヤフー、AIエージェント「Agent i」開発加速へ若手エンジニア採用を強化 — 第二新卒は同社初、給与上限なし
LINEヤフーは、AIエージェント「Agent i」をはじめとするAI領域の開発を加速するため、若手ソフトウェアエンジニアの採用を強化すると発表した。対象は新卒と第二新卒で、入社時期は2027年4月または10月。第二新卒を対象にした採用は同社として初めてとなる。「Agent i」はYahoo! JAPANの「AIアシスタント」とLINEの「LINE AI」を統合したAIエージェントで、両サービスからワンタップで利用できる。今回の募集は人数規模の拡大ではなく、AI領域をはじめとした成長領域で活躍できる人材の獲得を重視する方針で、給与額に一律の上限は設けないと明記している。
PostgreSQL 19 Beta 1公開 — 新コマンドREPACKとAutovacuum並列化、外部キー付きINSERTが最大2倍高速
オープンソースのリレーショナルデータベースPostgreSQL 19がBeta 1として公開された。Autovacuumが並列ワーカーに対応し(autovacuum_max_parallel_workers)、肥大化したテーブルをオンラインで再編成できる新コマンドREPACK(処理を止めないCONCURRENTLYオプション付き)が追加された。外部キー制約を持つテーブルへのINSERTは最大2倍高速化。ほかにON CONFLICT DO SELECT、出力列を自動でまとめるGROUP BY ALL、レプリカで特定地点まで待つWAIT FOR LSN、プロパティグラフ照会の標準構文SQL/PGQなどを搭載する。JITはデフォルト無効に、TOAST圧縮の既定はlz4へ変更された。正式版は例年どおり今秋の見込みだ。
Redis 8.6.4が緊急(HIGH)リリース — Use-After-Free脆弱性とクラスタクラッシュを修正
インメモリデータストアのRedisが、緊急度HIGHのアップデート8.6.4を公開した。解放済みメモリを参照してしまうUse-After-Free型の脆弱性が修正されたほか、ARM64(AArch64)環境で起動に失敗する不具合、CLIENT KILL実行時にクラスタがクラッシュする問題、XREADGROUPでのレプリケーション不整合、SCANの整数オーバーフローなど、運用に影響しうる重大なバグが複数修正されている。緊急度HIGHは「一部の利用者に影響する重大なバグを含む」位置づけで、Redisを本番運用している場合は早期の適用が推奨される。
エー・スター・クォンタム、シリーズB Extensionで約9億円調達 — 量子AIクラウド「AQCloud」を強化
量子AIクラウドの高速計算プラットフォーム「AQCloud」を手がけるエー・スター・クォンタムが、シリーズB Extensionで約9億円を調達した。リード投資家は伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)で、これにより累計調達総額は20億円となった。AQCloudは大規模なデータ処理と計算を高速に実行できる環境を提供し、物流・配送・スケジューリングといった最適化問題の解決に使われている。調達した資金は、AQCloudの成長投資、独自の高速データベースの開発、財務基盤の強化と採用に充てる方針だ。
SRE NEXT 2026、7月10-11日に東京・TOC有明で開催 — テーマは「Inclusive SRE」、オンライン配信も
サイト信頼性エンジニアリング(SRE)をテーマにしたコミュニティ主催のカンファレンス「SRE NEXT 2026 IN TOKYO」が、2026年7月10日(金)・11日(土)に東京・TOC有明で開催される。オンラインでの同時配信も予定されている。2026年のテーマは「Inclusive SRE」で、経験豊富なSREだけでなく、エンジニアリングマネージャーやSREに着手し始めた開発者、プラットフォーム/データベース担当者など、サイトの信頼性に関わる幅広い職種を対象とする。基調講演にはSREconの共同創設者であるDavid Blank-Edelman氏らが登壇予定。チケットはイベントプラットフォーム経由で案内される。
思考力を育てる 1件
AI時代こそ、自分の思考力を鍛えるニュース。技術ニュースだけ追っていても本質的な力はつきません。思考法・ビジネス書・心理学・認知科学からの洞察を取り上げます。
DHBR「生成AIで創造性が伸びる人・伸びない人を分けるのはメタ認知能力」
生成AIを使えば誰でも創造的になれるわけではない——本記事は、ギャラップ調査で生成AIの利用者のうち「自身の創造性が向上した」と実感したのはわずか26%だったというギャップから出発する。その差を分けるのが「メタ認知能力」、すなわち自身の思考を計画・評価・モニタリング・改良する力だと論じる。メタ認知が高い人ほど、AIの出力を鵜呑みにせず問いを立て直し、結果を吟味して改良できるため、創造的な恩恵を引き出せる。ツールを導入するだけでは差はつかず、「AIに何をどう問い、出力をどう疑うか」という自分の思考の運転こそが成果を決める、という指摘だ。(記事後半は会員限定)
視野を広げる 2件
視野を広げるためのニュース。IT就活生は技術に偏りがちなので、ここではあえてIT以外の話題も入れています。
深海の巨大グソクムシ、数年の絶食に耐える仕組みを解明 — 胃が体の3分の2を占める「貯蔵庫」
中国科学院海洋研究所(IOCAS)などの研究チームが、深海に棲む巨大なグソクムシ(オオグソクムシ属)が数年もの絶食状態で生きられる仕組みを解明し、『Cell』誌2026年6月5日付に発表した。鍵は「巨大な胃による食いだめ」と「極端な低代謝による省エネ」の2つ。餌の乏しい深海(調査対象は水深約300〜898メートル)に適応し、胃が体全体のおよそ3分の2を占めるほど大きく、めったに出会えない餌に当たると一気に貯め込む。さらに基礎代謝が非常に低いため、長期間エネルギー消費を抑えて生き延びられる。極限環境における生物の適応戦略を示す研究だ。
サグラダ・ファミリア「イエスの塔」172mが完成披露へ — ガウディ没後100年の6月10日、教皇ミサ
スペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリアで、中央にそびえる最も高い塔「イエスの塔」(高さ172メートル)が、2026年6月10日に完成披露される。この日は建築家アントニ・ガウディの命日にあたり、没後100年の節目となる。当日はローマ教皇レオ14世が訪れ、塔の完成とガウディ没後100年を記念するミサとセレモニーが執り行われる。長い歳月をかけて到達した象徴的な塔の姿は、NHKが6月11日(木)夜10時(22:00〜22:44)に大聖堂内部から生中継する予定だ。