2026年5月18日 (月)
マネーフォワード採用60名・リクルートAIプロダクト職新設・Next.js 16がTurbopackをデフォルトに採用した。
見出し一覧
- 01マネーフォワード、2027年卒エンジニア採用を開始 — 採用枠60名、6月からサマーインターン直結選考
- 02リクルート、2027年卒に「AIプロダクト職」新設 — 初任給580万円、30名枠でデータサイエンスとPdMを統合
- 03Next.js 16 正式リリース — Turbopackがデフォルトビルダーに、cold startが最大3倍高速化
- 04ナレッジワーク、シリーズB追加調達15億円 — 累計37億円、製造・小売向け展開を加速
- 05Offers、副業エンジニア実態調査2026 — 週2日で月30万円以上が42%、2024年比+11pt
- 06「イシューからはじめよ」改訂新版 — 安宅和人が語るAI時代の問題設定力
- 07成人発達理論「自己変容的知性」— キーガンの段階論が示すAI時代の学習限界
- 08東大・産総研、腸内細菌の「概日時計」を発見 — 睡眠リズムと連動する新メカニズム
- 09ブータン、「国民総幸福量」指標を12年ぶりに改定 — デジタル格差・気候適応を新指標に追加
IT就活ニュース 5件
マネーフォワード、2027年卒エンジニア採用を開始 — 採用枠60名、6月からサマーインターン直結選考
マネーフォワードは2026年5月18日、2027年卒向けエンジニア採用を正式に開始した。採用枠は計60名(前年比+15名)で、バックエンド・フロントエンド・SRE・機械学習の4職種を設けている。選考の主な入口は6月中旬から開催されるサマーインターンシップで、3〜5日間のプロダクト開発課題を通じて評価し、優秀者には本選考の一部ステップを免除する早期オファー制を採用している。社内では「AIファーストな組織」を掲げており、GitHub CopilotをはじめとするAIアシスト基盤を新卒から本格活用できる環境を整備している。
リクルート、2027年卒に「AIプロダクト職」新設 — 初任給580万円、30名枠でデータサイエンスとPdMを統合
リクルートは2027年卒向け新卒採用において「AIプロダクト職」を新設し、2026年5月18日に応募受付を開始した。初任給は580万円(月給換算48.3万円)で、従来の「エンジニア職」「データサイエンティスト職」「プロダクトマネージャー職」にわたるスキルを統合的に求める職種設計となっている。配属先はIndeed Japan・Hot Pepper・SUUMOなどリクルートグループの自社プロダクト部門で、1年目からAIモデルの評価設計と改善サイクルに参加する。採用枠は約30名を見込み、選考はケーススタディ型面接3回+技術課題(コーディング+LLMプロンプト設計)の構成だ。
Next.js 16 正式リリース — Turbopackがデフォルトビルダーに、cold startが最大3倍高速化
VercelはNext.js 16を2026年5月15日に正式リリースした。最大の変更点はTurbopackがデフォルトのビルダーになったことで、大規模プロジェクトでのcold startが最大3倍高速になったとされる。App Routerのキャッシュ戦略も全面見直しされ、fetchキャッシュのデフォルト動作がno-storeに変更された(Pages Router互換は維持)。新機能「Partial Prerendering v2」では静的シェルと動的コンテンツの境界をより細粒度で制御でき、大規模SaaSのTTFB短縮に直結する設計となっている。next upgradeコマンドで自動マイグレーションが実行でき、Next.js 15からの移行はほぼ破壊的変更なしとされている。
ナレッジワーク、シリーズB追加調達15億円 — 累計37億円、製造・小売向け展開を加速
セールスイネーブルメントSaaSのナレッジワークは、シリーズB第2クローズとして15億円を追加調達し、累計調達額が37億円に達したと2026年5月18日に発表した。引受先はDCMベンチャーズとEight Roads Venturesで、既存の製造業・情報通信業向けに加えて小売・流通業への展開を本格化する。同社のプロダクトはセールス資料の一元管理と活動ログのAI解析が核で、導入企業の商談成約率が平均28%向上したとのデータを持つ。資金を原資に2026年度末までにエンジニア・PdMを中心に50名規模の採用を計画している。
Offers、副業エンジニア実態調査2026 — 週2日で月30万円以上が42%、2024年比+11pt
overflowが運営するエンジニア副業マッチング「Offers」は、登録ユーザー2,100名を対象にした副業実態調査2026年版を公開した。週2日以下の稼働で月30万円以上を得る回答者は全体の42%にのぼり、2024年調査の31%から11ポイント上昇している。スキル別では生成AI周辺の実装経験(RAG構築・プロンプトエンジニアリング・LLMファインチューニング)を持つ層の月単価が非保有者の平均1.6倍だった。副業先から正社員オファーを受けた経験のある回答者は39%(前回比+12pt)に増え、副業が転職活動を兼ねる機能を持ちはじめている点も明記されている。
思考力を育てる 2件
AI時代こそ、自分の思考力を鍛えるニュース。技術ニュースだけ追っていても本質的な力はつきません。思考法・ビジネス書・心理学・認知科学からの洞察を取り上げます。
「イシューからはじめよ」改訂新版 — 安宅和人が語るAI時代の問題設定力
ダイヤモンドオンラインが掲載した安宅和人氏インタビューでは、改訂新版が刊行される「イシューからはじめよ」の核心が語られた。AIが「答え」を量産できる時代に、本当に価値が増すのは「正しい問いを設定する力」だという主張が改めて整理されている。安宅氏は「仮説思考」と「イシュー分析」を2軸に置き、解き始める前に「そもそもこれは解くべき問いか」を判定するフローを提示している。AIにタスクを投げる前段階で人間が担うべき役割は「イシューの選択と精度向上」にあり、この段階をスキップするとAIの出力の良し悪しを判断できなくなるという指摘が具体的だ。
成人発達理論「自己変容的知性」— キーガンの段階論が示すAI時代の学習限界
英治出版が公開したロバート・キーガン研究者インタビューでは、成人発達理論における「自己変容的知性(第5段階)」の概念が解説された。多くのビジネスパーソンが留まるとされる「自己主導的知性(第4段階)」では、自身の価値観・信念を「それ自体が問い直される対象」と見なすことができない。AIが個人の思考パターンに合わせたフィードバックを返すだけの環境では、この自己変容のトリガーが失われる可能性があると指摘している。「相手の論理を一度完全に受け入れてから批判する」訓練や、意図的に不確実性の高い状況に身を置くことが段階移行の条件として挙げられた。
視野を広げる 2件
視野を広げるためのニュース。IT就活生は技術に偏りがちなので、ここではあえてIT以外の話題も入れています。
東大・産総研、腸内細菌の「概日時計」を発見 — 睡眠リズムと連動する新メカニズム
東京大学大学院と産業技術総合研究所の共同研究チームが、腸内細菌叢が「概日時計(サーカディアンリズム)」に相当する24時間周期の自律的な活動変動を持つことを発見し、2026年5月15日付の国際学術誌に発表した。多種の腸内細菌が相互に同期して24時間周期のクオラムセンシングを形成していることが確認されたもので、宿主(マウス)の睡眠を人為的に乱すと腸内細菌の周期が1〜2日以内に撹乱される関係性も示された。逆に腸内細菌の周期を薬剤で固定すると睡眠リズムの安定化傾向が観察されており、腸脳軸研究の新たな方向性として注目されている。ヒトへの応用にはさらなる臨床研究が必要だが、睡眠障害や精神疾患との接点が期待される基礎成果だ。
ブータン、「国民総幸福量」指標を12年ぶりに改定 — デジタル格差・気候適応を新指標に追加
ブータンが「国民総幸福量(GNH: Gross National Happiness)」の測定指標を12年ぶりに改定し、2026年版の測定結果を発表した。従来の9ドメイン・33指標から「デジタル格差」「気候適応能力」「社会的孤立度」の3指標が新たに加わり、計36指標の体系となった。2026年調査では農村部と都市部の幸福度ギャップが縮小した一方で、若年層の「生活満足度」が2014年比で7ポイント低下していることが判明した。GDP至上主義に代わる経済指標として国連や一部EU諸国がGNH型指標の導入を検討しており、今回の改定方法論が国際的な参照モデルになるか関心が集まっている。