2026年5月25日 (月)
ピクシーダストTeが33億円調達・GitHub Copilot AppがAgent Merge機能でPR自動化・能登5/31トキ放鳥。
見出し一覧
- 01エムスリー、2027年卒ソフトウェアエンジニア通年採用 — 医療×Webの事業会社、採用倍率12倍超
- 02GitHub Copilot App テクニカルプレビュー — Issue起点の自律型開発、Agent MergeでPRマージ自動化
- 03ピクシーダストテクノロジーズ、シリーズD 33億円調達 — 波動制御技術でヘルスケア・空間音響を拡大
- 04Anthropic、Claudeサブスクを6月15日から刷新 — Agent SDK利用を別枠化、Proに月$20クレジット
- 05JPYC、シリーズB 2ndクローズで28億円追加調達 — 日本初の電子決済手段ステーブルコイン
- 06AI共創はクリティカルシンキングで深まる — 批判的評価力こそAI時代の核心スキル
- 07DHBR 2026年5月号「データを収益化する」 — 情報の価値化を問い直すCDO思考
- 08トキ放鳥、能登半島で5月31日に本州初の式典 — 震災復興シンボル、15〜20羽を順化訓練中
- 09アルミニウム価格、約4年ぶりの高値 — 中東供給減でLME先物3,670ドル超
IT就活ニュース 5件
エムスリー、2027年卒ソフトウェアエンジニア通年採用 — 医療×Webの事業会社、採用倍率12倍超
エムスリー(m3.com)は、医師・医療従事者向けWebプラットフォームを運営する事業会社で、2027年卒ソフトウェアエンジニアの採用を通年で実施している。Ruby・Kotlin・Scala・Pythonを中心に医師向け情報提供サービスや医療機関向けSaaSを開発・運用するポジションで、採用倍率は12.4倍とIT/Web系事業会社の中でも競争が高い水準にある。インターンシップから本選考への直結ルートを設けており、エンジニアリンググループ全体で複数ポジションが通年公開中だ。医療×Webという特殊ドメインの事業会社として、プロダクト開発に直接携わる環境を前面に打ち出している。
GitHub Copilot App テクニカルプレビュー — Issue起点の自律型開発、Agent MergeでPRマージ自動化
GitHubは2026年5月15日、スタンドアロンのデスクトップアプリ「GitHub Copilot App」のテクニカルプレビューを開始した。従来のIDE拡張と異なり、GitHubのIssueやPRを起点に専用ブランチを立てて自律的な開発セッションを実行し、コード変更・レビュー・PR作成まで1アプリ内で完結する設計となっている。最大の新機能「Agent Merge」は、PR公開後のレビューコメント対応・失敗チェック修正・最終マージを条件満足時にエージェントへ委任できる仕組みで、開発者が繰り返しPRを監視する手間を省く。並行してJetBrains IDE向けにCLIエージェント(Public Preview)と統合セッションビューも追加された。
ピクシーダストテクノロジーズ、シリーズD 33億円調達 — 波動制御技術でヘルスケア・空間音響を拡大
ピクシーダストテクノロジーズ(落合陽一会長・村上泰一郎社長)は2026年5月19日、シリーズDラウンドで総額約33億円の資金調達完了を発表した。インキュベートファンドがリードし、伊藤忠テクノロジーベンチャーズが参画、商工中金アレンジのシンジケートローンも組み合わせた形となっている。音波・超音波を用いた「波動制御」技術をコアに、呼吸ケア機器や聴覚支援などのヘルスケア領域と、オフィス・交通機関向け空間音響制御領域でのグローバル展開を本格化させる。2024年にNASDAQ上場(PXDT)しており、今回の調達を研究開発フェーズから事業拡大フェーズへの転換の節目と位置付けている。
Anthropic、Claudeサブスクを6月15日から刷新 — Agent SDK利用を別枠化、Proに月$20クレジット
Anthropicは2026年5月14日、6月15日より有料プランの課金体系を刷新すると発表した。これまでClaude Codeなどの対話利用と同じ枠から消費していたAgent SDK・claude -p非対話モード・Claude Code GitHub Actionsなどの自動化利用が、毎月付与される専用クレジットから消費される仕組みに変更される。月次クレジットの付与額はProプランが$20、Max 5xが$100、Max 20xが$200で、超過分はAPI従量課金と同レートで請求される。6月15日以前に対象ユーザーへクレジット申請手順を記載したメールが送付される予定で、エージェント自動化を多用する開発者には実質的な費用増となるケースが生じる可能性がある。
JPYC、シリーズB 2ndクローズで28億円追加調達 — 日本初の電子決済手段ステーブルコイン
JPYC株式会社は、シリーズBラウンドの2ndクローズとして28億円を追加調達し、1stクローズ(17.8億円)と合わせた累計調達額が約46億円に達した。北洋銀行・横浜キャピタル・住友生命系SUMISEI INNOVATION FUND・メタプラネットが引受先に名を連ね、銀行・保険会社を巻き込んだ資金調達となっている。JPYCは2025年8月に資金移動業者として金融庁登録を完了し、日本初の日本円建て電子決済手段(ステーブルコイン)の発行体となった企業だ。EC・小売向け決済サービス「JPYC EX」の拡販と、グローバルな決済インフラとしての展開加速に今回の資金を充てる。
思考力を育てる 2件
AI時代こそ、自分の思考力を鍛えるニュース。技術ニュースだけ追っていても本質的な力はつきません。思考法・ビジネス書・心理学・認知科学からの洞察を取り上げます。
AI共創はクリティカルシンキングで深まる — 批判的評価力こそAI時代の核心スキル
AIが出力する文章・コード・分析結果を鵜呑みにせず、前提・データ品質・潜在バイアスを慎重に吟味する「批判的評価力」が、AI共創の質を左右するという論考。AIに問いを投げる前段階で「何を確認すべきか」を自分で定義できるかどうかが、使う人の生産性を分ける分岐点となる。この力はカーネマンの「システム2(遅い思考)」を意図的に起動することで鍛えられるが、AIが答えを先に出す環境では意識しないと退化しやすいという指摘が軸となっている。AIを「答えを出すツール」としてではなく「問いを深めるパートナー」として位置づけることが、長期的なスキル維持につながると主張している。
DHBR 2026年5月号「データを収益化する」 — 情報の価値化を問い直すCDO思考
『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』2026年5月号(4月10日発売)の特集「データを収益化する」は、優れたチーフ・データ・オフィサー(CDO)が情報から価値を創出するための思考構造を主題としている。単にデータ基盤を整備するだけでなく、「このデータは誰にとっての何の意思決定を変えるか」という問いを先に立てることが、データ活用の成否を分けるという論旨だ。技術者が業務でデータを扱う際も同じフレームが有効で、ツールや集計結果の手前にある「問題設定」に立ち戻る習慣が、分析の質を根本から変える。情報を「資産」として捉え直す視点は、システム設計から機能定義まで、エンジニアの仕事全般に応用できる。
視野を広げる 2件
視野を広げるためのニュース。IT就活生は技術に偏りがちなので、ここではあえてIT以外の話題も入れています。
トキ放鳥、能登半島で5月31日に本州初の式典 — 震災復興シンボル、15〜20羽を順化訓練中
環境省は2026年5月、石川県羽咋市(能登半島)で5月31日に国の特別天然記念物トキの放鳥式典を実施すると発表した。本州での放鳥は史上初で、新潟・佐渡島のトキ保護センターで野生復帰訓練を積んだ15〜20羽が対象となる。式典は午後3時25分からで石川県公式YouTubeでもライブ配信される予定で、式典近くの一般見学エリアには約600名が参加できる。環境大臣は「生物多様性保全の観点から重要であり、能登半島地震からの復興のシンボルとして位置づけたい」と述べている。トキは佐渡島での放鳥個体数が700羽を超える一方で、本州への生息域拡大は長年の目標だった。
アルミニウム価格、約4年ぶりの高値 — 中東供給減でLME先物3,670ドル超
2026年5月、LME(ロンドン金属取引所)のアルミニウム3か月先物が1トン3,670ドルを超え、約4年ぶりの高値に達した。中東地域の製錬所への影響と物流コスト上昇により世界供給量が約9%減少したことが主因で、加えてLME倉庫在庫の逼迫と各国の関税措置が価格を押し上げている。アルミニウムはEV電池ケース・太陽光パネルフレーム・航空機胴体に不可欠な素材で、脱炭素化の加速に伴い中長期的な需要増が続いている。リサイクルアルミ(再生地金)の需要が急増しており、素材の調達戦略がグローバルメーカーの競争優位を左右する局面に入っている。